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現役Vtuberによる小説「仮想美少女シンギュラリティ」レビュー【バーチャル美少女ねむ】

現役Vtuberによる小説「仮想美少女シンギュラリティ」レビュー【バーチャル美少女ねむ】
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Vtuber界の‶ラスボス”と称されるバーチャル美少女ねむさん執筆の小説、

仮想美少女シンギュラリティ」が4/30にAmazonの電子出版にて販売開始されました。


仮想美少女シンギュラリティ (VTuber文庫)

表紙イラストを手掛けたのはホタテユウキさん。少年エースで連載中の漫画家さんです。

今回はこの「仮想美少女シンギュラリティ」を実際に読んでみましたので、レビューしてみたいと思います。

世界最古の個人系Vtuber!バーチャル美少女ねむさんのご紹介

世界最古の個人系Vtuber!バーチャル美少女ねむさんのご紹介

2019年4月18日

「仮想美少女シンギュラリティ」あらすじ

脳と機械を繋ぐ「ブレイン・マシン・インターフェース」(BCI)研究者の「私」は、実験中に意識を失っている間に、自分がバーチャルYouTuberとしてアイドルデビューしたことに気づく。YouTubeに残されていたのは、謎の仮想美少女「ねむ」が「お前は誰だ」と自問自答する奇妙な動画だった。

ねむの目的は何なのか? 人類はついに現実の肉体のくびきから開放され、新人類へと進化するのか? 進化を目前とした人類の葛藤と恐怖を鮮やかに描く黙示録。

シンギュラリティ:技術的特異点。人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念。

「仮想美少女シンギュラリティ」レビュー(by ANICo運営)

いやー、凄かったです。(語彙力)

まず小説に大事な文章力ですが、かなり高いです。処女作ということでしたが、かなり本格的で読みやすい。ラノベ風ではなく、どちらかといえば純文学寄りです。角川文庫コーナーに並んでいても不思議ではありませんでした。

長さとしても丁度よく、全12章でAmazon曰く98ページ。各章のタイトルも凝っていて、特にお気に入りは「第七章 絶滅した鳥の歌」「第八章 仮想美少女は毎夜悪夢にうなされる」です。章のタイトルって大事ですよね、特にKindleは目次を開く機会が多いですから。

内容はSFフィクションでありながら現実の話も織り交じり、これまでの「ねむ」さんの活動が基となっています。ねむさんの動画を見たことがある方は、その裏側(思惑)を読み取ることができ、二重に楽しむことが出来るかと。

特におすすめの章は「第四章 ゲシュタルト崩壊」で、ねむさんの伝説の自己紹介動画を見たことある方は必読ですよ。あの動画にそんな裏側が!?と壮大な伏線回収の気分にさせられました。

更にねむさんなりのVtuberに対する思い・考え方が登場人物との会話形式で詳しく綴られており、自己の見識が深まること間違いなしです。普段からVtuberが身近な存在の方も、共感する内容だけでなく新たに気づかされる点も多いことでしょう。

読みたくなったあなたは⋯

読みたくなったあなたは買いましょう。文庫本一冊程度、480円です。

もしくはKindle Unlimitedでも読むことが出来るのでオススメ。初回なら30日間無料、実質タダです。

自分もKindle Unlimitedで読ませていただきました。アプリも読みやすいんでグッド。

とりあえず「Vtuberに興味がある方、仮想技術に興味がある方、美少女化に興味がある方」、などなどお勧めです。

関連リンク
バーチャル美少女ねむの人類美少女計画:https://www.nemchan.com/
ねむちゃんねる:https://www.youtube.com/channel/UC7xyzq_Hd72-IbJVoz4DSrQ