AIによって、人間が描いたような美しいイラストを自動生成することが可能になりました。
以下はAIで作った二次元の画像です。
こちらは「にじジャーニー」というDiscordを使ってイラストを生成する方法で作ったものです。
「にじジャーニー」は、SpellbrushとMidjourneyが手を組んで作った、主に二次元のアニメ風のイラストが生成できるAIです。
今回はにじジャーニーV5で使える、良いイラストを作るためのおすすめのコマンド(呪文・命令)を紹介します。
にじジャーニーV5で使えるおすすめコマンド
使いこなすと便利なコマンドなので、参考にしてみてください。
「–ar」パラメータで画像のサイズを変更する命令
にじジャーニーで普通にイラストを作成すると、この「3:4」の縦長サイズになります。
しかし例えば「–ar 2:1」というコマンドを付けると、以下のような横長の画像になります。
以下、公式Discordにあった説明です。
プロンプトの後ろにパラメータ「–ar」を追加して様々なアスペクト比の画像も生成可能
なにも指定しない場合は「3:4」の縦長画像になる
- 正方形:「–ar 1:1」
- 横長:「–ar 2:1」「–ar 3:2」「–ar 4:3」「–ar 16:9」など
- 縦長:「–ar 1:2」「–ar 2:3」「–ar 3:4」「–ar 9:16」など
パラメータを追加する際は「半角スペース」で区切るのを忘れずに!
「–s」でスタイル値を変更する命令
0~1000の範囲でスタイル値を変更できます。
以下が「–s 1000」のコマンドを使用した例です。
公式の説明では、スタイル値が増えるほど「美学の効果を高める」という説明です。
言い換えれば、スタイル値が増えるほど上のような「にじジャーニーらしい画風になる」という印象です。
詳しくはこちらの公式の説明をご覧ください。
基になる画像データURLを指定する命令
コマンド内に画像データのURLを入力することで、基になる画像データを指定することができます。
例えばクリプトカレンシーガールズさんのビットコインちゃんを基にしてみます。
画像を右クリック、「新しいタブで画像を開く」→URLをコマンドへ。
続けてBitcoinなど他のコマンドを入力して生成したのがこちら。
基になるデータを参考にして、良い感じのイラストが出せていますね。
「movie posters」で映画のポスター風に生成する命令
例えば「5 people movie posters」というコマンドを使えば、5人組の映画ポスター風になります。こんな感じ↓
かっこいいですね。実際に使用したコマンドはこれです。
【5 people movie posters, かっこいい 可愛い クール サイバー –s 1000 –ar 2:1 –niji 5】
3人とか4人とかで生成されているものもあるので、上手くコマンドが動作してないかもしれませんが…。日本語で「映画のポスター風」とか指定する方が良いかも。
「キャラクターシート」でキャラクター紹介風デザインにする命令
「キャラクターシート」の要素を追加すると、以下のようなキャラクター紹介風なデザインになります。
同じキャラクターでの色々な表情や仕草が描けるので、かなり有用なコマンドだと思います。
ちなみに表情だけ欲しいのであれば、「表情シート」で指定すればたくさん出てきます。
「–niji 5」でにじジャーニーV5モデルのイラスト生成命令
「–niji 5」を付けることで、niji V5モデルでの生成をします。「–niji 4」だとniji V4モデルになります。
いちいち付けるのがめんどくさい場合は、「/settings」コマンドでデフォルト設定に変更可能です。
にじジャーニーで使えるコマンドまとめ
にじジャーニーV5はコマンド・命令(呪文)を上手く利用することで、思った通りに近いイラストを出すことができます。
ぜひ絵がなかなか描けないという人も、AIを活用してイラストを作成してみてくださいね。
にじジャーニーの基本的な使い方、登録方法については以下の記事をご覧ください。
また、昨今ではAIによってブログ記事も簡単に書けるようになり、アフィリエイトなどにも活用できます。
文章もイラストも、AIによって効率化ができているわけですね。
また現在ではNFTもブームになっており、AIイラスト×NFTで実際に稼いでいる人も見られるようになりました。
にじジャーニーなどイラストAIを活用して、新たな創作活動が可能になっています。
今回紹介したコマンド・命令・呪文を駆使して、趣味の範囲だけでなく、副業やビジネスにも活用できますので、ぜひ興味がある方は試してみてください。
※にじジャーニーは規約の範囲内で、正しく使用してください。